おばんのつぶやき2

ドリコムブログから引っ越して来ました。

2008年04月

先日弁財天を拾って来た。
お守り袋というものではなく、透明な袋の中に、小さな弁財天と説明書きが入っているだけのもの。

誰かが落としたものを拾ってくるのもどうかと思ったのだけど、それをゴミ箱の中に入れてしまうのも気が引けたし、とりあえず持って帰って来た。
懐が寂しい時でもあったしさ、「福」が舞い込んできたのかもなどと勝手に思ったりしてね。チュー

本来は「弁才天」で、いわゆる七福神の一人弁天様水と豊穣の女神らしいのだけど、日本では「才」が「財」の音に通じることから財宝神としての性格が付与され、「弁財天」と表記する場合も多いのだとか。

姿は二臂のものと八臂のものがあって、二臂の場合は琵琶を持つことが多く、八臂の場合は、宝珠・宝棒・宝箭(矢)・宝刀・宝弓などを持っているらしい。
で、拾ったのは、二臂。

ちなみに、仏様の手を数えるときは臂(ひ)と言うらしい。
例えば顔が3つで手が6本のときは三面六臂というのだそうな。

それはそうと、このところ気持ちが停滞気味だったので、気分的にも、何がしかの光が見えた様な気がする。キラキラ
これで前に歩けるだろうか?
一寸先は闇・・・そういう思いから逃れられるだろうか?

そんな事を思いつつ、気持ちを新たに、拾い物の弁財天に、手を合わせる。拍手

今朝方、両親の夢を見た。寝るZZZ

父は寝ていて、母は元気だった。
父は体が小さくなっていて、抱き上げるとすごく軽かった。
でも、力強い声であれこれいろいろ言った後(何を話したのか忘れたのだけど)最後に、「もう少し頑張らねば」などと言ったような気がする。

父の顔つきは優しく、そして母も優しかった。ラブ
一番嬉しかったのは、私自身が優しかった事。まる
あの当時の険しい顔つき怒りじゃなくて、優しい顔つき笑顔で父に接していた事。

あの頃そういう風に優しく接する事が出来たなら・・・悲しい
今更ながらのように悔やみつつ、それでも、夢の中だけでも、お互いに優しい気持ちでいられた事に、今日はちょっとほんわかと嬉しい気持ち。ラブ

思い立って、一昨年の今日の日記を眺めてみた。メモ
そっか、入院したのは、4月だったのだ。
4月10日の日記で、、看護婦さんを怒らせてしまったという、父の悲しげな顔つきを思い出す。
「家に帰りたい」という父に対して、「出来るなら家に連れて帰ってあげたいとも思う」とも書いてあったけど・・・最後までそれは実現出来なかった。
それを思い出すと、今でも胸が締め付けられるようになる。悲しい

で、4月20日。
題名は「花見」
雨で、母が楽しみにしていたデイサービスでの桜見物がお流れになったような事が載っていた。
それに対して不満げな母の様子と、それから、主人が買って来た「団子」に目を輝かせた母の様子と、そして、調子の良くなさそうな父。

あれからもう2年もたったのだなぁ・・・

偶然にも、今朝のテレビで、三春の滝桜が満開の様子を映し出していた。
あちこちの桜の花を見て喜んでいた母。
あれからもう2年。
もう、苦しげな顔つきを思い出すのは止めよう。

今日の夢は、何だかちょっと嬉しかった。まる

このところ少し髪が伸びてきた。
といっても、ショートカットがおかっぱ頭程度にって事なのだけど・・・

そしたら先日同僚に「一瞬誰かと思っちゃった」などと言われた。
イメージ的に何となく変わったのだとか。

中身は何にも変わりはなく、それこそ見た目・外見だけなのに、そういう風に見た目が変わっただけでもかなり違って見えるらしい。

そういう風に見た目で人を判断するのは、髪型だけではなく、服装で判断される事も少なくはない。
外見でその人なりを判断されてしまう。
それって、ある意味怖いかもなぁと、ちょっと思ったりもしたのだけど・・・

このところ、鼻腔拡張テープを毎日貼って寝ている。寝るZZZ
特に苦しい訳でもないし、何となく気休めに。

ただ、いつも夜中に「もうとってもいいよ」などという天の声にっこりが聞こえてくるので、朝起きた時にはすでに剥がしてある事が多いのだけど・・・チュー

さて、今日。
髪をとかせば何だか変。ドクロ
鏡を見ると、何と、取ってその辺に置いたはずのテープが髪の毛についている。ショック
慌てて取ろうと思えば、髪にがっちりくっついて取れないし。困った
いてて、いてて、ハゲになりそう。悲しい
仕方がないので、主人に取ってもらったけど泣く・・・朝からおバカな私。ダメ

父が国鉄に勤めていたので、両親が家を建てるまでは、引越し引越しばかりで、私には故郷と呼べるところがない。
しいて言えば、幼児期から中学校までいたK市。
両親の終の棲家ともなったK市。
それが唯一「故郷」だと言えるのだけど・・・

一昨日、友の日記の中で、「だんのこし」という地名を見て、何となく懐かしくなった。
今はもうないとの事なのだけど、おぼろげながらあの辺だという記憶がある。

で、コメントを入れた。
昔住んでいた「晴門田」や近くの「阿弥陀町」
近くにあったお稲荷さん。

思い出し始めると、次から次と思い出される。

書き込んだコメントに、又返事をもらった。
どんどんどんどん記憶が戻る。
どんどんどんどんあの当時にタイムスリップする。
懐かしい・懐かしい

小学校の頃よく食べたおにぎり・・・桃太郎
線路脇にあった深い「どぶ」に自転車ごと落ちた友達。
電線をコルクのようなでっかいのに巻いたものの上に乗って、曲芸の如くに遊んでいたあの頃。
あぁ、懐かしい・懐かしい

今はもう、あの辺もまるっきり変わってしまった。
なので、もう幼い頃の思い出の場所は、何もない。

そして、新たに作った「故郷」さえ、今まさになくなろうとしている。
何となく寂しい。
私たちの終の棲家をどこにしようか考えながら、ふと、いつの日か、子供達も同じ様な気持ちになるだろう事を思うと、ちょっと申し訳ない気持ちにもなってくる。

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